【家の買い方虎の巻③】物件価格以外のお金~諸費用~

こんにちは!万事屋不動産本舗(亀戸のよろず屋不動産)のたぬ丸です。

今回のテーマはこちら!

【家の買い方虎の巻③】物件価格以外のお金~諸費用~

前回までのお話で

「買う理由」「月々お家に支払えるお金」について話しました。

そこが見えてくると大体、「いくらぐらいの家が買えるのか」がぼんやり見えてきますね。

ここでもう少しお金の話をしたいと思います

家を買う場合、かかる費用はざっくり言うと

「物件価格」+「諸経費」

諸経費は大体物件価格の7%~10%と言われております。

ですので、仮に3,000万円のお家を買う場合は

総額として3,210万~3,300万円かかります。

 

この諸経費の差は買う物件の差と考えてもらって大丈夫です。

大体:中古マンションを買う場合で7%、新築建売を買う場合で10%位と言われています。

そして、気に入ったお家があった場合、売買契約を結ぶ(不動産業界では締結と言います)時に手付金が必要となります。

これは、最終的には物件価格の一部に充てられるのですが、金額は一般的な概念として物件価格の10%と言われています。

一般的に不動産屋さんでお家を買う相談や、買い方のサイトとかを見ていると、この「諸経費」と「手付金」は現金で用意してください

って言われたり、書いてたりしますね。

なので、「お家を買う場合は物件価格の2割(諸経費10%+手付金10%=20%)の資金は自己資金として貯金しておかないといけない」

という説が広がるんでしょうね。

ではこの諸経費、手付金ってのは一体何があるのかを見てみましょう

諸経費と手付金内訳

項目 内容 目安の金額
1 売買契約書印紙代

売買契約書に売主さん、買主さんがそれぞれ貼る収入印紙の費用です

2万円~(売買金額によります)

※現在は軽減税率が適用されているので大体半額位になります。

2 仲介手数料 不動産会社さんへ支払う手数料です。 物件価格の3%+6万円
3 融資事務手数料

住宅ローンに係る事務手数料として、銀行さんにお支払いする手数料です。

3万円~融資額の2%(銀行によります)

4 保証料 住宅ローンの保証をしてくれる会社(または機関)に支払う費用です。 融資額の2%前後(かからない金融機関もあります)

5

所有権移転登記費用

登記簿(お家の戸籍謄本みたいなもの)に登記するために司法書士さんに支払う費用です。(登録免許税等の登記費用の実費+司法書士さんへの手数料で構成されています。)

3~7万円(購入物件の種類によって変わります)

6

抵当権設定登記費用(ローンを利用する場合)

3~10万円(住宅ローンを使わない場合はかかりません)

7

火災保険料

購入したお家にかける火災保険の費用です。 10万円~(マンションか戸建か、新築か中古か、保険内容によって変わります。)
8 固定資産税・都市計画税清算金 固定資産税・都市計画税は、その年の1月1日時点での所有者さんに請求されるため、都市の途中で所有者が変わる場合、移転した日から12月31日までの日割り残金を元の所有者様に支払う必要があります。 移転時期や物件等によって変わります。


9 管理費・修繕積立金清算金(マンションの場合) マンションの管理費修繕積立金は概ね毎月所有者さまの口座から引き落としになっているため、新しい所有者さんへの引き落とし手続きが取れるまでの間の金額を支払う必要があります。
10 予備費 引っ越し・家具家電購入費用、リフォーム費用等はもちろん、上記の金額が想定より上回ってしまった場合に備えての予備資金です。
合計
物件価格の10%(概算)

 

ざっとこんな感じです。

そんでもってこの諸経費、金融機関によりますが、「1~9までの項目は住宅ローンで賄う事もできます」(もちろん金融機関によって違いますが)

 

とある「不動産屋さんはお客さんが引いちゃうから少なめで。。。」と6%位で出すこともあるみたいですが、たぬ丸は若干多めで見積もります。

※これ、不動産屋さんによっては「いやもっとアレとかコレとかかかるだろ!」とか「そんなにかからない!」とかご指導いただくことが多いのですが、はっきり言って

これは目安であり、お客様の状況や社会の情勢、購入する物件によって変わってきます。何度も言いますが、お家の購入は人生最大級の一大イベントです。

しかも最大35年かけて支払うものです。目安の金額もわからずに出航するほど怖いものはありません。なので、余裕を以て望むことが望ましいのです。

※もちろん、少なくなるようにアドバイスなり調整は目一杯やりますが、購入のご相談の場合は少し多めに見積もっておき、その上で準備するのが最善です。

 

もし、「この物件の場合はどれくらいになるの?」等個別のご相談があればお電話でもズームでも全然ご相談に乗りますので

いつでもご連絡くださいませ。

何度も言いますが聞いたからと言ってゴリゴリ営業しませんのでご安心をw

 

さてさて、これで「お家を買う理由」「月々お家に支払える金額」「諸費用」についてお話しました。

次回は「ウチはいくら借りられるの?」についてお話していきます。

それではまた。

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