【家の買い方虎の巻④】~住宅ローンで借りられる金額を把握しよう①~

こんばんは!万事屋不動産本舗(亀戸のよろずや不動産)のたぬ丸です。

 

前回までの【家の買い方虎の巻】で

1.「家を買う理由を明確にする」

2.「家に支払える月々の金額を明確にする」

3.「家に係る費用を把握する

までをお伝えしました。(それぞれリンク張ってるので見てみてくださいね)

今日は【家の買い方虎の巻】第4弾~住宅ローンで借りられる金額を把握しよう~です。

ここが定まると、

「住宅ローン金額を組む金額」+「自己資金でまかなう金額」=「自分たちが買う予算価格」となり、

想定外の金額が出て、不安になるリスクも極力減らせます。

ここでの注意点は「借りられる金額」と「借りる金額」を間違えない事です。

たぬ丸はこの業界にお世話になって、賃貸も売買も両方経験していますが

 

不思議なのは、賃貸の場合は家賃の千円単位でも悩むお客様が多いのに、ローンの返済額になると、「あ、こんなもん?」と思う方が多いこと多いこと。。。

やはり、人生でおそらく初めて数千万のお話をするせいか、感覚が狂ってしまうんでしょうね。

しかも、新築戸建やきれいなモデルルームを見た後だったらもう、テンションが上がって。。。

ご家族で夏フェス状態になってしまいます。

よくお祭りや修学旅行買ったものをお家に帰って見てみたら

「あれ?これ要るのかな?」なんてことありませんか?(あれ?たぬ丸だけかな…)

数百円~数万円のものであれば「次は気を付けよう」になりますが、お家はそうはいきません

ですが、そうそう恐れることもありません、ちゃんと準備すればいいんですから

そしてそのお手伝いとして「不動産屋さん」はいるのですから

少し話がそれました

それではまず借りられる金額、行ってみましょう!

結論から言うと、これその辺の住宅ローンシミュレーションでできちゃうんですよw

 

「なに!じゃあ何のためにここまで狸のつまんねー話に付き合ってきたんだ!」

ひいぃ(涙)待ってください待ってください!

これはあくまでツールはこれを使えると言うだけで、特殊な計算はいらないという事なんです!

ふぅ。。。

ではそのツールですが、、、

他の会社さんのを勧めるのも何か杓に…ゴホッゴホッ

申し訳ないので、第3者機関色が強い「住宅保証機構株式会社(元国土交通省の外郭団体)」のシミュレーションサイトを使います

 

そのサイトはこちら⇒住宅保証機構株式会社住宅ローンシミュレーションサイト

ここからは画像で説明していきますねー

たぬ丸も色んな不動産屋さんと接してきて、尊敬する人もたくさんいますが、こういう「方法を解説する」となった場合、大概が「うんちくが長い」か、「説明が面倒だからパワー」で押す!が多いです。

たぬ丸はどちらかというと前者に近い傾向があるので、できる限り簡素にわかりやすく説明できるように頑張ります!

では行きましょう!トップ画面!

画像:住宅ローンシミュレーショントップ

いろいろメニューがあるんですが、「借りられる金額」をまず出すならこの「年収より計算する」が早いです。

次行きます


ここでのポイントは③と④と⑥です。

まずは③.金利が3.5?

いつの時代?この時代ですかね。。。


冗談はさておき、金融機関はそれぞれ、住宅ローンを審査するときは「審査金利」というものを使って審査します

何故かというと、金利はその時代によって上がり下がりするものですし、返済期間も35年と長いので

将来金利が上がっても返せるかどうか?という指標として設けているんです。

審査金利は金融機関によって違いますが、大体3.5%で見積もっておけばベターかなと思います。

 

因みにフラット35は35年間金利が一定なので審査金利もその時の金利になります。

フラット35の話は長くなるので今度話しますね。

なので次行きます。

次は④の年収です。

これはよく、間違える方が多いのですが、ここでいう年収は「手取り」ではなく「額面」です。

手取り?額面?という方も多いかと思うので、、、源泉徴収の画面をどん!


⇑の①のところに記載されているものです。

歩合給が多い方は3年分の平均を取ると良いかと思います。

 

次は⑥の返済比率

これはシミュレーションサイトにちょうど良い表があったので参考に

これはフラット35で発表している基準の返済比率です

 

 

 

この数字は適当な数字でもなく、審査金利は長年各金融機関が様々なデータを取って、この比率が一番貸し倒れが少ない

と判断して決めているもので、もちろん、金融機関によって変わりますが、概ねこの付近で推移している模様です。

 

大体これで実行を押すと目安金額が出てきます。

それで次は。。。と行きたいところですが、少し長くなってきましたのでここで一旦ブレイクしますw

次回はここにモデル年収を入れて算出してみるのと、返済額からの試算をやってみたいと思います。

 

それではまた。

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