大学生や新社会人になり、賃貸物件でワンルームをお探しの方も多いのではないでしょうか。
最近ではミニマリストも流行っており、ますますワンルームの人気が高まっております。
とはいえ、ワンルームのレイアウトを失敗すると生活しにくい空間になるのも事実です。
そこで今回は、ワンルームをお探しの方に向け、レイアウトのコツをご紹介します。
ぜひ参考にしていただき、おしゃれで生活しやすいワンルームを目指しましょう。
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そもそもワンルームとは、キッチンと居室が一室となっている賃貸物件のことを指します。
ワンルームが登場するまでは1Kとよばれる間取りが一般的でしたが、ワンルームにはキッチンと居室の間仕切りもありません。
部屋の大きさは20㎡~30㎡が一般的であり、生活に必要な設備が1つに集約されています。
基本的には一人暮らし用の部屋であり、二人暮らしをするには少し狭い大きさです。
では、そんなワンルームの特徴を3つご紹介します。
特徴①家賃が安い
ワンルームはかなり家賃が安いです。
もちろん立地条件や築年数にもよりますが、1Kや1DKの物件と比較しても安く設定されています。
また部屋が狭いので光熱費も安く抑えることができ、全体的に支出を抑えることが可能です。
特徴②掃除が楽
ワンルームは部屋が狭いので掃除が楽です。
部屋が広ければ広いほど掃除をする範囲が広がるため、その点ワンルームは合理的です。
また部屋が狭いため、モノを抑える効果もあります。
「欲しいけど、部屋に入らない」という購買意欲がなくなり、節約効果があるでしょう。
特徴③レイアウトが難しい
そんな合理的なワンルームですが、やはり狭いためレイアウトが難しいという特徴があります。
好きなように家具を配置してしまうと生活空間を圧迫し、生活しにくくなってしまいます。
またワンルームといっても間取りはさまざまです。
いわゆるワンルームといわれる間取りから、玄関部分と居室部分に間仕切りがある間取り、また最近ではアイランドキッチンの間取りもあります。
自分の好みの間取りのワンルームを選びましょう。
また間取りを選ぶ際は、レイアウトをイメージしながら選ぶべきです。
いざ家具を配置すると生活しにくいや入らないことがありますので注意しましょう。
ワンルームのレイアウトでよくある悩み
では、ワンルームに住んでいる方は、レイアウトでどのような悩みを抱えているのでしょうか。
ワンルームのレイアウトでよくある悩みを4つご紹介します。
悩み①家具の配置
まずは家具の配置です。
レイアウトのポイントであるにも関わらず、一番多い悩みです。
とくにワンルームは部屋が狭くなるため、きちんと考えてから家具を配置しないと生活しにくくなってしまいます。
家具の大きさなども部屋に入るかきちんと測って購入しましょう。
一人暮らしならベッドを置くかどうかで、かなりレイアウトが異なりますので決めておきたいポイントです。
ミニマリストのなかには、ベッドを置かず布団で対応している方もおられます。
ベッドが絶対に必要なら仕方がありませんが、ないほうが生活空間が広くなるでしょう。
その他にもソファもあれば便利ですが、生活空間を圧迫するため座椅子で対応するなどの工夫をすれば、より生活空間が広くなります。
悩み②収納が少ない
ワンルームは、どうしても収納が少ない部屋が多いです。
いざ引っ越してみて荷物が入らないということもありますので、賃貸物件で部屋を選ぶ際は注意しましょう。
また部屋だけでなく玄関でも靴が入らなかったり、キッチンでも調理器具が入らなかったりします。
キッチンと居室の間を収納で間仕切りにしたり、ベッド下収納を活用したりして、収納を増やす工夫しましょう。
とはいえ、工夫での収納には限界があり、基本的にはモノを減らすほうが手っ取り早いです。
これからワンルームに住む予定の方は、徐々にモノを減らしてシンプルな暮らしを目指すのも1つの方法です。
悩み③レイアウトに統一感がない
夢の一人暮らしを実際にしてみて、いろいろと理想があったにもかかわらず、なんか違う。
レイアウトに統一感がなく、理想と現実のギャップに悩んでいる方も多いです。
まずは自分の好みでレイアウトを決めていっても失敗します。
WEBで好みのレイアウトを探し、それをマネするところから始めましょう。
とくにベースカラーは、必ず決めておく必要があります。
白にするのか、ベージュにするのか、カラーが違うだけで部屋の雰囲気がガラリと変わります。
あらかじめ好みのイメージを育てておきましょう。
悩み④大きな家具を置くと圧迫感が出る
一人暮らしするまでに「この家具を置きたい」と決めている方も多いのではないでしょうか。
好みの家具を置くと気分も上がり、生活も充実します。
ただし、ワンルームは家具を置くと思っている以上に部屋が小さく感じます。
とくに大きな家具を置く場合は、実際の部屋で家具をイメージしてから選ぶようにしましょう。
大きな家具を買って、後悔している方も多いので注意が必要です。
ワンルームのレイアウトのコツ
では、ワンルームで生活しやすい空間を実現するには、どのような点に注意してレイアウトすれば良いのでしょうか。
ここではレイアウトのコツを4つご紹介します。
生活導線を意識する
まず1つ目のレイアウトのコツは、生活導線を意識するという点です。
どの家具にも無理なくアプローチできるように導線を確保しましょう。
あまりにも狭いスペースや通路があると生活するうえでストレスになります。
一般的に人が無理なく通れる幅は、60cm~90cmとされています。
極端に通路が狭いスペースが生まれないようにレイアウトをおこないましょう。
空間を仕切る
2つ目のレイアウトのコツは、空間をゆるく仕切るという点です。
少し空間を仕切ってあげるだけで、生活しやすくなります。
たとえば、居室と玄関通路の間をカーテンなどのパーテンションで区切ると良いでしょう。
玄関ドアを開けた際に部屋の様子がわからなくなるので、プライバシーを確保できます。
またキッチンともゆるく仕切ると、調理のニオイが布団に付着するということもなくオススメです。
他にも収納家具で仕切ると収納も確保しつつ、空間を仕切ることもできます。
賃貸物件は壁に穴をあけられないので、突っ張り棒を使い穴をあけずにしきることが可能です。
家具のサイズ
3つ目のレイアウトのコツは、家具のサイズ感に注意するという点です。
ベッドやテレビボードにしても大きいほうが魅力的に感じるかもしれませんが、あまりに大きすぎる家具はおすすめできません。
たとえば、ベッドなら幅が100㎝のシングルサイズが限界です。
セミシングルといって、幅が80~90㎝のサイズもありますので検討してみましょう。
長さにも注意が必要で、ヘッドボードがあると長くなってしまうので、ヘッドボードがないタイプや身長に合わせてショート丈などにするとスペースを有効活用できます。
またテレビボードもテレビに合わせて大きさを決めましょう。
ワンルームなら32インチ程度が限界ですので、それに合わせた大きさがおすすめです。
家具を併用する
4つ目のレイアウトのコツは、家具を併用するという点です。
たとえば、ソファは誰もが憧れる家具ですが、ワンルームなら120cm程度が限界です。
120cmなら成人が寝転ぶことは難しいので、ベッドをソファの役目とするとソファのスペースを有効に活用できます。
またテーブルも食事もできつつ、パソコン作業などもできる大きさとしましょう。
長時間床に座るのがつらいという方は、ダイニングテーブルで食事もパソコン作業もできるようしておくことがおすすめです。
まとめ
ワンルームは、家賃も低く掃除も楽な合理的な間取りですが、レイアウトを間違えると生活しにくくなります。
ワンルームといっても間取りや部屋の大きさはそれぞれです。
自分の生活に合ったワンルームを選び、実際の生活をイメージしてレイアウトをおこないましょう。
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