一人暮らしで賃貸を考えているなら、光熱費で比べてみましょう。
オール電化の賃貸でお得になるケースと、ガスやLPの料金比較をご紹介します。
ライフスタイルにより選ぶ熱源が変わってくるため、お得になるタイプを比較してみてください。
一人暮らしの賃貸ではライフスタイルによりオール電化だと安い場合がある
電気代が高くなりやすいオール電化でも、ライフスタイルにより電気代が安い場合があります。
料金プランは、曜日や時間帯により異なります。
電気使用量が多くなる夏期のデイタイムは、電気代が高い時間帯です。
一方で、平日の朝と夕方から夜にかけては、電気代が安く設定されています。
デイタイムでも土日祝日は電気代がお得になっています。
料金が安いのは、平日の日中に在宅しない場合です。
電気の使用が平日の朝と夕方以降がメインなら、電気代が安いでしょう。
また、一人暮らしで自炊が少ない場合も、電気代が安い傾向があります。
入浴はシャワーで済ませる機会が多い場合も、電気代節約の観点からオール電化がおすすめです。
一人暮らしの賃貸はオール電化かガスどちらがお得なのか
一人暮らしの光熱費の比較ポイントは、在宅する時間の違いです。
平日や土日祝日も含めて日中に在宅する時間が少ないなら、料金は変わりません。
一人暮らしの光熱費の月額平均は、オール電化なら7,500円が目安です。
ガスとの併用だと、電気代が約5,000円になり、両方を含めて同料金を考えましょう。
ただし一人暮らしで電気使用量が多いなら、オール電化のほうが安くなる場合があります。
また、電気料金は日中が高くなるため、昼夜逆転の生活をしているなら、ガスとの併用がおすすめです。
一方で、LPよりも都市ガスがお得です。
後者は公共料金のため地域による差は少ないでしょう。
LPは各会社が料金を決めるため、料金が高い傾向があります。
一人暮らしの賃貸がオール電化の場合の水圧について
オール電化の電気給湯器は、ガス給湯器と比べると水圧が低い傾向があります。
ガス給湯器は水道直圧方式で、お湯がほしいときに沸かしてお湯を作ります。
一方で、電気給湯器はタンクにお湯を貯めておき、使うときにタンクからお湯を供給する方法です。
ガス給湯器なら水道水の水圧500kpaが可能なのに対し、電気給湯器は水圧180kpaまで減圧されています。
ただし、電気給湯を実際に使用してみると、生活に不便なほどではない声があります。
水道直圧方式の水圧がもともと強すぎたため、電気給湯器の水圧がちょうどよい声もあるようです。
もし電気給湯器の水圧に不安なら、温度設定を高めにして混合水栓の水道水で温度を調節しましょう。
水道水の水圧も加わることで勢いが増します。
または、専用シャワーヘッドを使うと、気にならない場合があります。