こんにちわ!小判です。
万事屋の癒しポイントと絡めまして、
DIYについてのお話をさせていただきます!
さりげなくためになるお話ですので、是非お付き合いいただきたく存じます。
ご来店していただいたお客様にご好評いただいております、
①エントランス

☆壁面のレンガ調ダイノックシート施工
☆床面 ※元の床はシンプルなタイル貼りです
・人工芝 ・レンガ施工 ・防犯砂利施工
②受付カウンター

☆カウンター部分、木目調ダイノックシート施工
※元は灰色のロッカーです
③メイン客卓の間仕切り

☆水槽設置、各種配線
※パーテーションを施工するよりも、
ランニングコスト等を踏まえても安価で完成いたしました。
④キッズコーナーの畳設置、その他

☆置き型畳の設置 ※カーペット部分の下処理
☆電気配線処理
※無駄に太い配線が剥き出しの状態でした
その他にも何ヶ所かございますが、万事屋の内装はほぼ全て小判のDIYとなっております。
(全て完了した際、10日間ほど全身の筋肉痛が治りませんでした・・・)
ここで詳しく施工経過の写真などを添えたいところなのですが、
小判は安易にDIYをおススメすることに対して、非常に懐疑的です。
なぜならお客様がご自分で施工したDIYで何かあった場合、その責任は全てお客様に返ってくるのです。
※ですので、エントランスの壁のダイノックシートを剥がす際に壁が剥げても全て自己責任です。
※水槽の重みに耐えられずに底が抜けても、全て自己責任です。
※置き畳の下の床面に何かあれば、全て自k(略)
特に「投資物件」をお持ちのオーナー様、
「業者に頼むと高いから」「この位なら自分で直してしまおう」お気持ちは非常に良くわかります。
ですがそのDIYで、お持ちの不動産の資産価値を下げてしまうこともあるということをご存じでしょうか?
小判が実際に経験した案件として、
①リビングの扉が古ぼけて来たので、市販の水性ペンキでご自分で塗り直した
→ 揮発性のペンキのツンとした匂いが3ヶ月経っても消えず、色ムラも目立ち、
ご内覧は入るもののご成約に至らない
→ 賃料を下げて募集し直す
→ 空室が4か月続いたところでご相談があり、扉交換 or 塗装の塗り直しをご提案
※4か月経過していても目に染みるような匂いがあり、
下水から逆流した匂いと混ざって異様な匂いのお部屋になってしまっておりました。
→ 結果、扉の塗り直しをご選択されました
(築年数のある物件だったので扉のサイズが特殊で、「特注」扱いとなってしまい予算的に断念)
【施工内容】
①表面の水性ペンキの剥離
※市販の水性ペンキの上からだと、新たな塗料を直接塗ることが不可能
(全く受け付けずにはじいてしまうか、元の塗料と混ざりあってしまうことが多い)
※市販の水性ペンキは通常の剥離剤で溶かすような施工が出来ないことも多々あり、(元の油性ペンキと混ざりあって下地に染み込んでしまうため)
元々使用されていた塗料を、下地の板ごと剥離(カンナで削り取る)必要がございました。
②下板の処理
※ペンキが不規則に染み込んでいるので剥離は最低限で済まし、薄い板を貼り直して対応
③ようやく新規の塗料で塗り直し
結果、最初から塗り直しをお願いした場合は3万円ほどで済んだ施工が、その5倍以上の17万円ほどかかる結果となってしまいました。
扉を塗り直して3週間ほど換気に気を配りようやく匂いも落ち着き、無事ご成約となりました。
(畳や押し入れに匂いが染みついてしまっていたのです)
②水道回りのコーキング(白くプニプニとした、壁とシンクの隙間の部分です)にヒビ割れがあったので、
ホームセンターで購入したものでご自分で塗り直した。
→ 見た目にもかなり凸凹としておりましたが、賃料がリーズナブルだったこともあり無事にご成約
→ 入居後3ヶ月ほどで、階下から水漏れのご連絡あり(言わずもがな、コーキングのヒビ割れからの水漏れ)
→ 該当のお部屋と階下のお部屋の賃借人様のご予定が合わず、様子を見させていただくまでに1週間空いてしまう
→ その間に水漏れの範囲が広がり、電化製品が壊れてしまう
→ 結果、保険会社とのやり取りも生じ、時間も費用も大幅に費やすことになる
→ 対応にご納得いただけず、該当のお部屋と階下の賃借人様双方から賃料の値下げを要求されてしまう
この時点で小判にご相談いただきましたが、もうこれはお下げするしかない状態でございました。
(そうでなければ裁判も辞さないとの書面もございましたので・・・)
ご入居前にきちんと対応していれば防げた典型的なケースです。
賃貸出ししているお部屋は、オーナー様の大切な資産です。
その資産価値を「保ちたい」「上げたい」のであれば、ある程度の投資は必要です。
そこをDIYで済まされるということは、いかなる事が起きようとも全て自己責任となってしまうのです。
※変な話、業者様にお願いする=クレームが起きた際は業者様にご対応いただけます。
※大がかりなリノベーションをお願いした際は、保証期間もあったりするのです。
※売買案件でも同一です。
リノベ済の物件 = 「瑕疵担保期間」や「設備保証」「アフターサービス保証」等もございますが、
リノベ前の物件を購入してご自分でリフォーム手配 = その業者様は、上記の期間や保証を設けていらっしゃいますか?
設けていない分、安価で施工をしてくださる業者様もいらっしゃいます。その点、きちんとご確認されましたか?
勿論、使う金額が最低限で済むことが一番です。
万事屋不動産本舗では、
「何よりもお客様の利益を最優先に」という理念のもと、様々なアドバイスをさせていただいております。
何かお困り事がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
ささやかではございますが、美味しいコーヒーをご用意してお待ちいたしております。

「来るまでは勇気が必要だったけど、知らないうちに寛いでいた」
「万事屋さんにお願いして良かった」
そんなお言葉が何よりも励みになります!

それではまた♪