引っ越し時のライフライン手続きと注意点をご紹介

引っ越し時のライフライン手続きと注意点をご紹介

引っ越しにつきものなのが、電気・ガス・水道などのライフラインを使えるように契約することです。
いざやってみると手続きがわからなかったり手続き自体を忘れていたりするケースも多いかと思いますが、スムーズな引っ越しをおこなううえで重要なことですので、あらためてご紹介しておきたいと思います。
ライフラインによってそれぞれ手続きする場所が違うのも面倒さに拍車をかける要因ですので、手続きする先も併せてご紹介しておきます。
それぞれの注意点も気にかけながらご一読ください。

\お気軽にご相談ください!/

弊社へのお問い合わせはこちら

引っ越し時のライフライン契約手続きについて

引っ越し時のライフライン契約手続きについて

引っ越しが決まったら、新生活に向けてワクワクとした気持ちが大きくなるとともに、新しい環境で使用する家具や家電製品を揃える準備を始められると思います。
その時に忘れてはならないのが、電気やガス・水道の開栓手続きです。
普段はいつでも使用できるのが当然の状態ですので、その手続きの方法をご存じの方は多くはないのではないでしょうか。
電力会社・ガス会社・水道局では、それぞれ手続きが異なる部分があります。
いざというときに困らないように、それぞれの契約の仕方についてご説明させていただきます。

電気の契約について

まずは電気の手続きからご説明します。
電気は各電力会社のWEBサイトか、電話で手続きが可能です。
大手の電力会社は日本国内にエリア別に10社(北海道・東北・東京・中部・北陸・関西・四国・中国・九州・沖縄)ありますので、ご自身が引っ越しされる先の該当するエリアの電力会社に連絡しましょう。
連絡時には、使用開始日を伝える必要があります。
使用開始日は通常、引っ越しの日で大丈夫ですが、もしも事前に掃除などに行かれる場合は、その日から使用できるようにしておいた方が安心です。
掃除機をかけようと思っても、電気が使えなかった!などということもあり得るからです。
申し込みについては、使用開始日の1か月前から前日まで手続きが可能です。
しかし、繁忙時期には希望日に開始できない可能性もあることや、インターネットでの手続きを加味して、希望日の3日前までには連絡するようにしましょう。
なお、電気の使用開始時には、昔は必ず立ち会いが必要でしたが、現在はスマートメーターというメーターが設置されている住宅では、立ち会いの必要はありません。
電力会社側で遠隔操作にて使用開始処理をしてくれますので、そのまま使用可能です。
使用を開始し始めたら、電気メーターあたりに取り付けられている「電気使用申込書」に支払いに関する内容を記載し、郵送しましょう。

ガスの契約について

ガスの開始手続きも電気と同様、引っ越し先の地域のガス会社に、WEBサイト経由か電話で開始手続きの連絡をします。
こちらも使用開始3日前までに、インターネットで申し込みをするのがベストです。
ちなみに、ガスの場合は都市ガスとプロパンガスの2種類がありますので、申し込みをする前に引っ越す先のガスの種類がどちらかを調べておく必要があります。
多くの場所では都市ガスを使用していますが、都市ガスが引けない地域や環境によって、プロパンガスを使用しているケースも少なからずあります。
また、都市ガスとプロパンガスでは供給会社が異なる場合が多いですので、賃貸借契約時に必ず確認されることをおすすめします。
なお、ガスの場合は使用開始にあたって、必ず立ち会いが必要になります。
使用開始日は、ご自身が引っ越し先に行ける日を選ぶようにしましょう。

水道の契約について

水道の場合は、引っ越し先の地域にある水道局で使用開始手続きをおこないます。
こちらも電気やガスと同様、インターネットや電話での手続きが可能です。
また、水道の場合は開始時に立ち会う必要はありません。
通常はすでに水が新居まで届いていますので、水道の水止め栓を開けるだけで使用できます。
また、電気と同様、使用開始申込書が新居に備え付けてありますので、記入後に投函すれば問題ありません。

ライフラインを契約するときの注意点とコツ

ライフラインを契約するときの注意点とコツ

それでは次に、ライフラインを契約する際の注意点やコツをご説明させていただきます。
電気やガス、水道は、引っ越しシーズンには契約も解約も手続き数が急激に増えるため、希望日にしていただけるとは限りません。
とくに立ち会いが必要なガスに関しては、このなかでも一番予定が決めにくいでしょう。
希望日に限りがあるのであれば、少なくとも1週間前までには申し込むようにしましょう。
なお、3つのライフラインに関してはインターネットで簡単に一括手続きできるサービスがありますので、そちらを利用すると簡単に進めることが可能です。
サービス利用料は無料です。
数年前から電気やガスは自由化が始まっており、大手の電力会社やガス会社以外にもさまざまな業態から参入してきたため、価格やサービスの競争が始まっています。
その一環として、一括手続きのようなサービスが無料で利用できるようになっています。
より良いサービス提供を受けるためにも、利用されてみてはいかがでしょうか。
インターネットで検索すると、複数のサービスがヒットしますので、一度チャレンジしてみてください。

退去時のライフライン解約手続きについて

退去時のライフライン解約手続きについて

では最後に、退去時の解約方法についてご説明します。
お引っ越しと同時に退去手続きする方もいらっしゃるでしょうし、今回初めて賃貸物件に住むという方はいずれくる退去時に必要な作業になります。

電気の停止について

開始時と同様、原則として退去の1週間前までには電力会社に連絡をします。
その際に必要になるのは、現在利用されている住居の「お客さま番号」です。
お客さま番号は、検針時にポストなどに入れていただける「電気ご使用量のお知らせ」や、領収書などに記載されていますので、最新のものは手元に残しておくようにしましょう。
その他、現在の住所や引っ越し先の情報などもお伝えします。
基本的には、退去時にブレーカーを落とすことで解約となります。
引っ越し当日まで利用することができますので、そこまでの電気の利用料金は日割計算されます。
支払い方法に関しては、クレジットカードや口座振替を利用している場合はそのまま引き落としてもらうことも可能ですし、新居に振り込み用紙を送付してもらったり、集金に来てもらったりすることも可能です。
都合の良い方法を選ぶようにしましょう。

ガスの停止について

ガスも開栓時と同じように遅くとも1週間前までには解約の申し出をしましょう。
閉栓時にも必ず立ち会いが必要ですので、早めに申し込んでおいた方が安心です。
なお、ガスの場合は立ち会いによる閉栓が終わったら、そこからガスが使えなくなります。
お風呂やシャワーなども使用できなくなりますので、閉栓日を決める場合には注意が必要です。
また、ガスの場合も「お客さまガス番号」が必要になりますので、領収書や検針票を残しておくようにしましょう。
日割りのガス料金は、電気と同じ方法で支払うことができますが、当日の立ち会い時に支払う場合は、ガス会社側の準備が必要なため、事前にその旨を伝えておくようにしましょう。

水道の停止について

水道の閉栓手続きは、各地の水道局に申請します。
水道局の場合は、日曜や祝日は受け付けていない場合もありますので、あらかじめ確認しておくようにしましょう。
手配や支払いの方法はガスの場合と同じですが、水道局の場合は、同じ局内での引っ越しの場合は開栓と閉栓の手続きが同時にできます。
また、水道の場合も領収書や検針票にあるお客さま番号を控えておくようにしましょう。

まとめ

引っ越し時のライフラインのそれぞれの手配についてまとめました。
これからの新生活が快適に過ごせるよう、スタートの第一歩はスムーズに手配できると安心ですね。
また、これまでお世話になった家にも、感謝の気持ちを込めて手配を進めたいものです。
ぜひ、その際にこの記事をお役立てください。

\お気軽にご相談ください!/

弊社へのお問い合わせはこちら

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。