賃貸物件を探す際に、間取り同様、設備面も大切なチェックポイントですよね。
なかでもあると便利な機能がお風呂の「追い焚き機能」です。
シャワー派の方は「必要?」と思うかもしれませんが、一度慣れるとやっぱり欲しくなるのが追い焚き機能というものです。
そこで今回は、追い焚き機能のメリット・デメリットや気になるガス代についてご紹介します。
お風呂の追い焚き機能付き賃貸物件のメリット・デメリットとは?
まず、追い焚き機能のメリットは、一度溜めたお湯を新たに張り替えることなく、何度でも温め直せることです。
特に、すぐにお湯の温度が低下してしまう寒い冬場に追い焚き機能は活躍します。
また、複数人で暮らしている場合にも、毎回わざわざお湯を入れ直す必要がないため大変便利ですよ。
一方でデメリットは、種類によっては入浴剤が使用できないケースがあることです。
入浴剤の注意書きをよく確認してから使用する必要があります。
また、お湯を何度でも温められるとはいえ、お湯を入れ替えているわけではないため、同じお湯を使い続けると雑菌が繁殖して衛生的によくありません。
追い焚き機能が付いているといっても、毎日新しいお湯に入れ替えるのが理想的です。
賃貸物件のお風呂の追い焚き機能を使用した場合のガス代は?
追い焚き機能があるとうれしいとはいえ、ガス代がどのくらいかかるのか気になりますよね。
地域によっても異なりますが、都市ガスの場合、1度の追い焚きにかかる費用は約100円だとされており、プロパンガスの場合でも約145円です。
そこまで生活を圧迫するような金額でないうえに、追い焚き機能はすでにあるお湯を温めるだけなので、水道代がかかりません。
賃貸物件のお風呂の追い焚き機能!お湯の張り替えと比較するとどちらがお得?
都市ガスにおいて1度の追い焚き費用が約100円なのに対し、お湯を新しく張り替えるのにかかる光熱費は約126円です。
ガス代のみで見ると追い焚きするほうが安く、また、お湯を張り替えるには新しく水が必要となるため水道代もかかります。
プロパンガスも同様に、お湯を張り替えると約165円の光熱費が必要です。
したがって、トータルの光熱費を考えると、お湯を張り替えるよりも追い焚き機能を使ったほうが安くなりそうですね。