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賃貸経営で収入を得ていくためには空室対策をおこなわなければなりません。
そして、空室対策のなかでも賃貸物件にある設備は入居者が重視するポイントになっています。
そこで、ここでは入居者が考えている部屋が決まらない原因と周辺相場より高くても決まる原因である設備についてご紹介します。
所有物件の空室対策にお悩みの方は、ぜひご確認ください。
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弊社へのお問い合わせはこちらファミリー層向けの賃貸物件ではどのような空室対策が必要?
賃貸経営をおこなっていると空室が続くことがありますが、空室はなぜ起きてしまうのでしょうか。
設備による空室対策をおこなう前に空室はどのような原因で起きてしまうのか代表的なものを確認しておきましょう。
賃貸物件が空室になる原因
空室が続いてしまう原因は主に、立地、家賃、設備の3つに分かれます。
まず、立地はファミリー層であればお子さんの学校を考えるため、学校から遠いほど入居率が下がってしまう可能性があるのです。
また、周辺の環境が騒音や悪臭などがひどい地域であっても部屋が決まらない原因になってしまいます。
次に家賃は家庭の経済に深く関わってくるため多くの入居者が重視する項目です。
家賃が周辺よりも高いと入居が決まりにくくなるため、周辺相場より高くても決まるような工夫が必要になります。
代表的な工夫には効果的な広告と人気設備の導入があり、ターゲットの意向をくみ取ることが大切です。
最後の設備はファミリー層が快適に過ごしていくための設備を導入していることが必要になります。
ファミリー層は他の層と違い子育て重視といった特性があるため、子育てが快適になるような設備の導入をしなければなりません。
そして、このことは周辺より高くても決まるでご紹介した人気設備の導入に繋がります。
ファミリー層向けの賃貸物件で入居者の部屋が決まらないとお悩みの方は、下記で実際の人気設備を確認していきましょう。
設備を導入する際のポイント
空室対策に効果的な設備導入ですが、効果的なものにするためにはいくつかのポイントを抑えることが必要です。
まず、1つ目のポイントは設備がターゲットに合っているかになります。
設備は多様のものがありますが、ターゲット層が望んでいるものと違った設備を導入しても効果はそれほど得られません。
そのため、ターゲット層はどのような生活を過ごし、どのような設備があると快適さが増すのかを考えることが必要になります。
2つ目はエリア特性に合わせることです。
エリア特性とは賃貸物件がある地域の特徴になり、治安が悪いところであればオートロック、交通の便が悪ければ広めの駐車場などが求められます。
設備がエリア特性に合っていないと入居者にとって部屋が決まらない可能性があるため、ご注意ください。
では、今回のメインである賃貸物件に住むファミリー層での人気設備にはどのようなものがあるのでしょうか。
実際にファミリー層からの人気設備を確認し、空室対策をおこなっていきましょう。
部屋が決まらないをなくそう!賃貸物件に住むファミリー層からの人気設備
ここからは2017年の調査から得られたファミリー層からの人気設備をご紹介します。
ここで所有している賃貸物件の設備と人気設備を見比べ、何が足りていないのかを確認していきましょう。
人気設備①エアコン
エアコンは部屋の温度を調整するための設備です。
エアコンがあると冬でも夏でも快適に過ごすことができるため、大変人気な設備となっています。
また、ファミリー層は部屋が複数あることも少なくないため、それぞれの部屋にエアコンがあると空室対策がより効果的になる可能性が高いです。
エアコンはファミリー層だけでなく単身女性社会人、学生からも人気設備ランキングで1位となっています。
部屋が決まらないとお悩みの場合、エアコンの導入は積極的に進めていきましょう。
人気設備②追い焚き付きのお風呂
追い焚きは一度お湯が冷めても再度温めなおすことができる機能のことを指します。
ファミリー層は比較的人数が多いため、最後のほうに入る場合はお湯が冷めてしまうことが少なくありません。
そこで、追い焚き機能があると最後まで快適に入浴をすることができ、生活の質が上がるのです。
また、小さなお子さんがいる場合は入浴のタイミングが難しく、いつの間にか冷めてしまうこともあります。
そのような場合も追い炊きがあると快適に入浴をおこなえるため、追い焚き付きお風呂はファミリー層からの人気設備となっています。
追い焚き付きお風呂の人気ランキングはファミリー層以外からは比較的低いため、賃貸物件がファミリー層に向けているものであれば導入を考えていきましょう。
人気設備③都市ガス
都市ガスはプロパンガスと比べると料金が安く済みます。
そして、ファミリー層は月々の支出を下げることに重点が置かれやすいため、都市ガスの導入は空室対策につながるのです。
さらに、都市ガスは月々の支出を下げるため、家賃が周辺相場より高くても決まることがあります。
家賃が周辺相場より高くても決まることを目指しているのであれば、都市ガスが使えるようにしておきましょう。
人気設備④テレビモニター付きインターホン
ファミリー層は安全性を重視する傾向があるため、来客をモニターから確認することができると安心感を覚えます。
とくに、小さいお子さんがいるかたにとっては重要な設備です。
こちらも周辺相場より高くても決まる要因になるため、積極的に導入をしていきましょう。
人気設備⑤独立洗面台・室内洗濯置き場
ファミリー層で部屋が決まらない原因として水回りの設備に不満があることが多いです。
ファミリー層は居住人数が多いため、水回りの設備は快適でないと部屋が決まらない可能性が出てきてしまいます。
そのなかでも独立洗面台と室内洗濯置き場は家族全員が快適に過ごすために必要なものです。
これらを用意するだけでも部屋が決まらないことを解消できますが、ワンランク上のものであると周辺相場より高くても決まる可能性が出てくるため、導入するものをしっかりと考えていきましょう。
ファミリー層が考える「この設備があれば周辺相場より高くても決まる」
前述のように優れた設備があると周辺相場より高くでも決まる可能性が高まることをご紹介しました。
とくに、下記の設備があると周辺相場より高くても決まると考えている方が多いです。
●インターネット無料
●オートロック
●宅配ボックス
インターネット無料は月々のコストを抑えることができ、家族全員が使うものであることから人気となっています。
また、オートロックは小さいお子さんがいるファミリー層などから人気が高いです。
オートロックにはカード式やキー式など多数のものがあるため、住民がもっとも快適に過ごすことができるものはどれなのかをしっかりと考えておきましょう。
最後の宅配ボックスは子育てやお仕事が忙しい方からの人気が高いです。
とくに、共働きである方は宅配ボックスを重視するため、オートロックと同時に導入を進めていきましょう。
これらすべてを導入すると周辺相場より高くても決まる可能性が上がりますが、導入には費用がかかってしまいます。
まずは予算を確認し、賃貸経営に無理がない範囲で導入をお進めください。
まとめ
今回はファミリー層向けの賃貸物件における設備導入による空室対策をご紹介しました。
賃貸経営を効果的なものにするためには空室率を下げることが重要です。
賃貸物件にあった設備を導入し、入居者が集まるように効果的な賃貸経営を進めていきましょう。
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