同棲をするために新しく賃貸物件探しをしているという方もいるのではないでしょうか。
賃貸物件で同棲を前提として契約したい場合、審査を通るためにも知っておきたいことがあります。
ここでは、賃貸物件で同棲する場合の契約時の注意点や入居審査のポイント、連帯保証人の問題などについて解説します。
同棲する賃貸物件の契約書類!審査通過のためには契約者や続柄はどうすべき?
賃貸物件で同棲する際、契約者は誰にするべきでしょうか。
法律上はどちらの名義でもよく、大家さんや管理会社に了承されれば問題ありませんが、一般的には収入の多いほうの名義で契約するとよいでしょう。
また、入居申込書には、同居する人の名前や契約者との続柄を記入する必要があり、続柄については以下のように対応します。
●結婚を前提としている場合-婚約者
●結婚を前提としていない場合-知人・友人
結婚を前提としている状況であれば、「婚約者」と記載すれば一般的にも理解しやすいですが、そうでないケースであれば、「友人」や「知人」と記載し(同棲)と追記しておくことで対処しましょう。
賃貸物件で同棲が通りにくい理由・審査を通りやすくする方法
一般的に同棲の場合の審査は、単身での入居よりも厳しくなるケースがあります。
理由としては、まず"家賃を滞納されるリスク"です。
カップルでの入居は、途中で別れて1人が出ていってしまう可能性もないとはいえません。
その場合、残った1人が家賃を滞納せずに払い続けることができるのかという問題が発生します。
「1人で払うには高い家賃だけど、2人で負担すれば何とかなる」という考え方は、大家さんにとってリスクの高い問題なのです。
さらに理由を挙げるとすれば、安易に同棲を始めたのではというカップルに対してはモラルの低さなども心配される声が聞かれます。
過去に "ゴミの分別をきちんとしない""大声でけんかをする"など、社会経験の乏しい同棲カップルによって好ましくない経験をした、またはそんな話を聞いたなどで、警戒されている可能性があります。
しかし、これらの問題をクリアできれば同棲自体には何ら問題はありません。
「家賃をきちんと払える収入がある」「態度や身なりがしっかりしている」人であれば、2人が結婚していないからといって断られることはないでしょう。
同棲でも審査を通りやすくするには?
賃貸借契約を結ぶ際には「連帯保証人」が必要ですが、一般的には親や近い親戚などに依頼することが多いです。
同棲相手も仕事をしており収入が安定している場合は、連帯保証人になってもらうのも1つの方法です
あとは仕事の内容や収入、勤務先、勤続年数、いずれ結婚予定であるなどの情報を伝え、入居者にふさわしい人物として信頼してもらいましょう。