犬や猫を家族として迎える人が増え、それに合わせてペット可の賃貸物件も増えています。
ペットは可愛くて癒されますが、心配なのは部屋に傷をつけたり、鳴き声がうるさくてほかの住人とトラブルになったりしないかという点。
この記事では、賃貸物件でペットの猫と暮らす際の注意点をまとめます。
賃貸物件でペットの猫と暮らすうえでの注意点③壁紙を爪とぎにさせない!
賃貸物件で猫を飼うとき、壁紙で爪とぎをしないように、猫用の爪とぎを購入する人がほとんど。
しかし、猫は爪とぎと壁紙を区別することはできません。
目の前に爪をとげそうな場所があれば、壁紙もソファも爪とぎになってしまいます。
ソファは入居者の所有物なので大きな問題にはなりませんが、壁紙は大家さんの所有物です。
退去時に猫が傷つけられた壁紙を修繕するために、高額な費用を請求されるかもしれません。
100%の予防にはなりませんが、貼ってはがせるタイプの爪とぎ防止シートを壁紙に貼っておくといいでしょう。
爪とぎ防止シートは透明のタイプや、木目などがプリントされたタイプがあるので、部屋の雰囲気を変えたい人にもおすすめです。
賃貸物件でペットの猫と暮らすうえでの注意点②床に工夫を施す!
賃貸物件は、フローリングの部屋が増えています。
掃除もしやすく好評ですが、猫にとってはツルツルと滑りやすく足腰に負担がかかるので、いい環境ではありません。
また、賃貸物件の場合は猫の足音が気になる人もいるでしょう。
夜行性の猫は夜中に部屋をウロウロし、トイレハイで部屋中を走り回ることもあります。
夜中にドタドタと猫の足音が聞こえると、階下の住人とトラブルになってしまうかもしれません。
猫の足腰を守るためにも、猫の足音防止のためにも、カーペットやマットを敷くといいでしょう。
カーペットやマットを敷かない場所は、猫の爪で床が傷つかないように、ペット対応ワックスの利用がおすすめです。
賃貸物件でペットの猫と暮らすうえでの注意点③鳴き声対策をする!
可愛い猫の鳴き声も、聞こえる時間帯によって騒音に感じることがあります。
最も注意したいのは、発情期の猫の鳴き声です。
大きな声で激しく鳴くため、飼い主でもうるさいと感じます。
発情期の鳴き声防止のためにも、避妊・去勢手術はしておきましょう。
ペット可の賃貸物件は防音対策がされているところがほとんどですが、気になるのであれば、防音カーテンや防音マットなどの防音グッズで対策するのがおすすめです。