賃貸物件の設備として目にすることの多い「ユニットバス」。
そもそも賃貸物件におけるユニットバスとは何か、知っていますか。
今回は、賃貸の浴室の一つであるユニットバスにフォーカスします。
ユニットバス以外の浴室や掃除方法まで深掘りするので、ぜひ今後の参考にしてみてくださいね。
賃貸物件におけるユニットバスとはどのような浴室?
ユニットバスとは、「壁」「浴槽」「床」「天井」などのパーツがセットになった浴室のことです。
システムバスと同義に扱われており、日本では主流の浴室スタイルといえます。
種類は、以下の3つです。
●浴室が独立している1点ユニットバス
●浴室と洗面が一緒になった2点ユニットバス
●浴室と洗面とトイレが一体化した3点ユニットバス
賃貸物件におけるユニットバスは、一般的に3点ユニットバスのことをいいます。
家賃が安めでコンパクトにまとまっているため、居室を広く利用できるのが嬉しいポイントです。
また、効率的に掃除できる反面、湿気がこもりやすくこまめな手入れが必要です。
賃貸物件における浴室はユニットバス以外も!在来浴室とは?
ユニットバスと対照的な特徴の浴室に、在来浴室があります。
ユニットバスのパーツはある程度、規格が決まっている商品なのに対して、在来浴室はオーダーメイドの工法です。
物件ごとに、広さや素材を変更してつくられます。
大きさや素材の選択肢が広く、マイホームなどに向いている浴室だといえそうです。
種類によっては掃除がしづらく、手入れは大変かもしれません。
耐久力の面では、大きな違いはないでしょう。
賃貸物件における浴室のユニットバスの掃除方法をチェック!
最後に、賃貸物件における3点ユニットバスの掃除方法についてみていきましょう。
先述しましたが、3点ユニットバスは湿気がこもりやすいのが特徴です。
そのため、たまに念入りに掃除するよりも簡単にでき、毎日掃除するのがおすすめです。
というのも、カビは水が流れたり通ったりしにくいところに発生しやすいからです。
トイレの裏側や排水口・天井などが、カビの発生しやすい場所といえます。
掃除に浴室のシャワーを利用でき、丸洗いできるのは3点ユニットバスのメリットです。
このメリットを活用して、毎日こまめに水を流せば、カビは発生しにくいでしょう。
重曹やクエン酸を用いるとより効果的です。
カビが発生してしまったら、カビ取り剤も投入してみてくださいね。
また、常に換気したり、浴室を利用したあとは水分を残さないよう気をつけたりするとカビの発生予防にもなります。