賃貸物件をお探しの方の中には、階段の昇り降りがない1階の部屋が良いと思う方もいらっしゃると思います。
1階にある賃貸物件を選ぶと、家賃が安い・庭が付いているなどのメリットがありますが、同時に不審者に狙われやすいといったデメリットもあるので注意が必要です。
この記事では、1階の部屋を選ぶメリットと注意点とは何かについて解説していきます。
賃貸物件で1階の部屋を選ぶメリット!意外と知られていないポイントとは
1階の部屋を選ぶと以下のようなメリットがあります。
●部屋の出入りや荷物の搬入がラク
●階下の住人に対して、足音や生活音で気を遣わない
●夏になると涼しい
●庭付きを選べる
●家賃が安い
●物件数が多く、部屋選びの選択肢が広がる
1階の部屋だとエレベーターや階段の利用はないので、素早く家を出発し、すぐに帰宅できます。
特に、足腰に自信が無くなってきた方は、昇り降りのない1階の部屋が便利です。
大きな荷物も運び込みやすいので、引っ越しがラクになります。
また、子どもがいるご家庭では足音や生活音が階下に響き、近隣トラブルに発展する場合もありますが、1階ならその心配はありません。
そして夏になると1階部分は地面から近く、比較的涼しくなります。
周囲の建物などによって日差しが遮られやすく、真夏の暑さが苦手な方にはうってつけです。
庭付きの場合は、グリーンカーテンを付けて直射日光を遮るなどの工夫もできます。
さらに庭があれば、家庭菜園をしたり子どもが外遊びしたりもできて活動の幅が広がるのも魅力的です。
家賃を抑えるために1階を選びたい方もいらっしゃるでしょう。
人気のある2階以上と比べて、1階は比較的家賃が安い傾向にあります。
物件数も多いので、部屋探しのときに自分の希望を叶えやすいのもメリットです。
賃貸物件で1階の部屋に住むときの注意点とは?
1階の部屋は空き巣やいたずらをされやすいので、防犯面をしっかり整えておく必要があります。
オートロックや防犯カメラなど、できるだけセキュリティ対策が万全な物件を選びましょう。
オーナーが許可する場合、自分でセンサーライトを設置したり、防犯フィルムを窓に貼ったりなどもおすすめです。
特に女性が1人暮らしする場合は、管理人が常駐している物件を選ぶなど防犯面には気を付けてください。
また、1階は日光が入りにくい物件があり、洗濯物が乾きにくいのも注意したいポイントです。
部屋を決める前に、洗濯物を干すスペースが確保できるか確認しましょう。
洗濯物を干す場所がない場合、室内乾燥や乾燥機の利用を考えてみるのもひとつの手です。
1階は地面から近いため、虫が入りやすいというデメリットもあります。
特に夏は、蚊や虻が窓から入ってしまうことも考えられるので、虫が苦手な方は虫除け対策を講じておきましょう。